バーチャルショップの敷居を思い切り下げたR2Dとは? 事例

アイキャッチ
店舗外観と店内を3D化したもの。360度回転させて店舗内を歩いている様に見ることが可能に

リアルショップを手軽にバーチャル化。これは必見!

新型コロナウィルスで進んだネットショッピング化の勢いは、感染状況が落ち着きつつある現在もとど

まるところを知らないようです。今後、世代を問わずお買い物のリアルからネットへの乗り換えがます

ます進んで行くでしょう。

今までリアル店舗で実績を残してきた企業がネットに軸足を移す動きも加速しています。

とは言うものの、ネットショップはリアル店舗とは勝手が違い、思ったような結果に結びつかないこと

も多いのではないでしょうか?

華やかで賑やかなリアル店舗に比べると、ネットショップはなんだか地味です。

お客様が来てもトップページだけをチェックされてすぐどこかに行ってしまう。なんとかもっとじっく

り回遊してもらえないものか?

百貨店におけるシャワー効果(最上階にイベントやバーゲンを配置して店内回遊率を高める手法)に匹

敵するような話題性のある手段はないものか、そんな思いに囚われていませんか?

そこでご紹介したいのが、リアル店舗を簡単にバーチャルショップにしてしまう最新のシステム、R2D

(アール・ツー・ディ)です。

R2Dで再現したアリーナショップ東京 エントランス

このリアルな空気感がかつてない顧客体験に。

R2Dの担当ディレクター古里に話を聞きました。

―R2Dとはなんですか?あの人気SF映画に出てくるロボットですか?

「名前は似ていますがもちろん違いますよ。

R2DはReal to Digitalを英語風に縮めたネーミングです。つまり実店舗を3D映像化して、

ネット上で体験できるシステムのことです。

Matterport社の360度3Dスキャンシステムを活用して、リアル店舗をあっという間にバーチャル化して

しまいます。手軽に操作できますが、画像の精度とスムーズな見え方にきっと驚きますよ。

PCやスマホで手軽に見られるし、流行りのゴーグルを使えば本当にそこに居るような

気分になります」。

―これを使うメリットは?

「メリットはたくさんあるので、ちょっと整理してみました」。

1.リアル店舗がベースなので、店舗の雰囲気や商品のクオリティそのままに、 お店にいる気分を体感

できる。

2.商品動画やECサイトに連携するタグを埋め込むことができるので、店員さん顔負けの詳しい説明がで

きる。他に各種サービスの予約ページや隠しクーポンの設置等、訪れたお客様に対して実用性とエン

タメ性の両方を提供できる。

3.日本中どこに居てもお店をじっくり楽しめる。簡単で自然な操作感なので、ついつい奥へと誘い込ま

れてしまう。サイトの回遊性が高まり、滞在時間が飛躍的にアップ。

4.撮影に1日、編集やタグの埋め込みに最短2日ほどで完成。驚くほどの制作スピード。

5.なんと言っても低コスト(価格についてはお問い合わせください)。

「今、巷ではメタバースが話題ですが、簡単に参入できるものではありません。その点、R2Dならすぐに

導入できて、バーチャルショップに関する実験にもなると思います。将来、ECは確実にバーチャルショ

ップが主流になります。しかし、今は投資リスクが高いので、まずはここから始めるのが確実です。いろ

いろなアイデアがあるので、一度相談してください」。

なるほど、これは使えそうですね。 ということで、実際の活用例を体験して見ましょう。

原宿にあるアリーナショップ東京をバーチャル化

R2Dの一例として、革新的でスタイリッシュなスイムウェアで知られるアリーナ旗艦店のバーチャ

ルショップを紹介してもらいました。

ARENA SHOP TOKYO VIRTUAL STORE (descente.co.jp)

店内を4K高画質撮影、3Dスキャンし自分が建物の中にいる様な体験が可能に
バーチャルショップの利用説明
各商品にタグを付けることで、購入ページへの誘導が可能

原宿にある実際のお店は2フロア構成。白を基調としたクリーンでシンプルな店内に、スタイリッシュで

機能性に優れたアリーナ商品が整然とディスプレイされています。バーチャルショップへは、アリー

ナのブランドサイトから入店できます。ちゃんと入り口を抜けて店内へ。当り前のように聞こえます

が、ガラスウインドウと入口を区別しておくことはリアル感を出す上で重要なのです。

後は行きたい方向に向かって床に表れる丸いマークをたどるだけです。立ち止まって商品を見たり、

店内POPを読んだりすることもできます。商品に付いている円形のタグを押すと、オンラインストアの

商品説明ページに飛びます。購入することも可能です。

バーチャルと言っても、リアル店舗がただ再現されているだけでなく、ブランドの醸し出す雰囲気や

空気感まで表現されていて、アリーナファンならずともワクワクしてくること請け合いです。

タグに埋め込んだ動画を視聴することも可能なのでPVなどの訴求も
店舗2階も1階同様に撮影・スキャン可能

1階から2階へは一気に飛ぶこともできますが、階段を上がっていくこともできます。踊り場のディスプレ

イやポスターも楽しめるのはバーチャルショップならではのおもしろさです。

2階にあるブランドキャラクターのアリーナくんのパネルでは、アンケートに回答するとクーポンをゲッ

トできるお楽しみも用意されています。

R2D内にクーポンを隠すことでイベント・ゲーム的に回遊をうながすことも

バーチャルなので商品を手に取ることはできませんが、日本中どこに住んでいても旗艦店を歩きまわれ

て、商品を買えるメリットはとても大きいです。何よりブランドの世界観を体感できることはファンづ

くりにおいて大いに有効と言えるでしょう。

ユーザーエクスペリエンスがネットショップの差別化に大きく影響する時代において、R2Dは今すぐにで

も取り組めて、大きな武器になるのは間違いないでしょう。

ARENA SHOP TOKYO VIRTUAL STORE (descente.co.jp)

  • デサントジャパン株式会社
  • アリーナショップ東京

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