自社スタジオづくりは、ここを押さえておかないと失敗する! EC時代のスタジオ設計 事例

アイキャッチ
スタジオ内を機能性別にゾーニング

商品撮影用のスタジオを自社で持つ動きが広がっています。店舗・カタログの時代とは比較にならないくらいに大量の撮影が必要になり、コストダウンと生産性向上のために検討されているようです。しかし、倉庫に機材を並べればそれででき上り、とは行きません。EC時代のスタジオに何が必要なのか、それを把握しておかないと、投資が無駄になりかねません。

量と質の両方が不可欠。スタジオも二刀流の時代に。

かつてのアパレル撮影は、有名モデルと巨匠カメラマンによる手の込んだ撮影が標準でした。

しかし、EC時代の撮影はまったく違います。

ECサイト上ではものすごい量の撮影カットが必要ですので、スタジオ設計上もっとも重視しなくては

ならないのが、「スペース効率」と「導線」です。

EC撮影では複数のチームが同時に撮影を進めるのが一般的です。

撮影商品点数もカラバリやコーディネイトまで含めると膨大な量になります。

商品の入荷から保管、商品チェック、プレス、コーデ、そして搬出などの商品の動き、

それらと同時にカメラマン、モデル、スタイリスト、アシスタントなどの人の動き、

これらの導線をどのように設計してスペースを割付けるのか、ここがスタジオ設計上の肝になる部分で

す。ECスタジオはもはやスタジオではなく工場だと考えた方がイメージしやすいでしょう。

もちろん、アパレルですので豊富なイメージ撮影ができることも不可欠です。

限られたスペースで、効率性とイメージ性をいかに両立させるのか?

こういったところに、ECビジネスにおける経験値の差が大きく出るのです。

スタッフや商品などの導線計画

多様な撮影ができて効率的なスタジオとは

最初に考えなくてはならないのは、商品の量、撮影点数の見込み、ブランドの傾向、

閑散繁忙のペース、スタジオ設置場所の大きさや環境などです。

当社が最近関わった事例は、ビルの中に約200坪のスタジオを設置するというものでした。

ブランド数が20種程あって、求められるイメージは多様です。

設計では、真ん中にもっとも基本的な撮影を行うブースを6枠取り、

その横にサンプルスペースを確保して、ここに商品を集約させました。

そのまわりにイメージ撮影用のブース(ハウススタジオ、アーバンエリア、アウトドアエリアなど)を

配置することで、商品と人の動きに無駄が出ない設計にしています。

さらに、これからのECで不可欠な動画撮影用のエリアも設置しています。

平面図で見ると、カメラポジションと各ブースのつながりにも無理がなく、

スピーディに撮影を進められます。

各ブースの仕切りは移動できるので、撮影の閑散期にはスタジオレンタルはもちろん、

展示会やイベントで貸し出すことも可能です。 撮影スタジオとは言っても、

事業におけるサプライチェーンの一部です。また、スタジオづくりにはこのケースで2,500万円近い

設計と設営コストがかかります。生産性の視点を持たずにイメージだけの

スタジオを設計するのは無謀と言ってよいでしょう。

エントランスやリラックススペースのイメージスケッチ

ジーエークロッシングでは、大手アパレルをはじめとして、多くのスタジオ設計を手掛けた実績があり

ます。何より、私たち自身が大手ECの撮影をデジタル時代の黎明期から手掛けています。

ビジネスとして成功するECスタジオをお望みでしたら、ぜひ当社にご相談ください。

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